小学生のお小遣いってどうしてる?月額・ルール・お手伝い制までママたちのリアル体験紹介

子育て

子どもが成長してくると、だんだん気になってくるのが “お小遣い” のこと。
月々渡す?それともお手伝いで報酬制?
お出かけが増えたら、毎週ちょこちょこ渡す…?
考えれば考えるほど、「うちってこれでいいのかな?」と悩むママ・パパも多いはず。
わが家もまさに今、小学4年生の娘のお小遣いについていろいろ試行錯誤中です💭
今回は、SNSでママ・パパたちに聞いてみたリアルな声とあわせて、
我が家のお小遣い事情や、考えていることをご紹介します。
「家庭によって正解はバラバラ」だからこそ、
いろんな家庭のスタイルを見ながら、自分に合った方法を見つけてもらえたらうれしいです◎

お小遣いの渡し方は、家庭によってさまざま

お母さんが笑顔で息子にコインを手渡している様子

「小学生にお小遣いって、どう渡してる?」
SNSで声を集めてみたところ、大きく分けてこの4パターンがありました👇

  1. 月額の定額制(毎月〇〇円を固定で渡す)
  2. お手伝いや成果に応じた報酬制
  3. イベントや必要な時だけ渡す“その都度制”
  4. 定額+報酬などのハイブリッド型

もちろん正解はないので…。
その子や家庭の状況に合わせて決めているご家庭が多い印象でした。


小学校低学年のうちはあまり使い道がなかったお金も、
高学年になると「友達と遊ぶ」「欲しい物が増える」など、
お金を使う機会が少しずつ増えてきますよね。

だからこそ、
“お金の価値を自分で感じてほしい”
“使いすぎず、上手にやりくりしてほしい”
そんな気持ちから、
各家庭でお小遣いの渡し方やルールを工夫しているんだと思います。

💬 このあとは、実際にSNSで集まったママ・パパたちの声も紹介しながら、
それぞれのスタイルを詳しく見ていきますね!

① 定額制(月いくら渡すか)の家庭は?

机に向かってお小遣い帳を開く小学生の男の子の後ろ姿

最近の物価高もあって、
「いくら渡すのがちょうどいいのか?」って、悩みますよね…。

特に未就学児〜小学校低学年のうちは、
まだ親と一緒に行動することが多くて、
欲しいものがあれば親がその場で買ってあげるパターンも多いはず。
なので、この時期は「お小遣い自体がまだ必要ないかも?」という声もちらほらありました。

でも学年が上がると、「お金の管理を少しずつ練習してもらいたいな」という気持ちも出てきて、
定額制で“管理する練習”をさせるご家庭も増えてくるようです。

定額制のメリットとデメリット

定額制のメリット

・計画的にお金を使う習慣が身につく
・使わなければ貯まると気づく。“貯める力”がつく

デメリット

・はじめのうちは、お金がすぐ足りなくなってしまうことも
・「足りないから一緒に遊べない…」と、友達との関わりに影響が出るケースもある

実際に「定額制」を選んだみんなの声

定額制のおうちは「学年×100円」がベースになっているところが多い印象でした♪
ただし物価の上昇やお出かけの頻度によって、途中で金額を見直すご家庭も。

渡す金額はもちろん、「誰がどこまで口を出すか問題」もチラホラ…
親同士話し合って、ルールを決めるのがよさそうです。

 Sさん(小6ママ)より 1年生からお小遣い制にして、500円スタート。
当初は学年×100円の予定でしたが、物価上昇もあり現在は月2000円に💦
 Eさん(小4ママ)より 小4で月400円(学年×100円)。
祖父母からもらう臨時のお小遣いもあり、貯めて使っています
 Tさん(小5ママ)より 私が学年×100円で渡しているのに、
パパが「ボーナス」と言って100円玉をどんどん渡す…(娘に甘すぎ😂)
欲しい物もどんどん買ってあげてて、頻度高め。

② お手伝い制・出来高報酬の家庭は?

テストで100点を取り、ガッツポーズをする小学生の男の子
ほうきを使って床を掃除する小学生の女の子

お小遣いを渡すにも限度があるし、
次から次へと「これほしい〜!」が止まらない…!
そんな中で、「お金のありがたみをわかってほしい」と思うご家庭は、
“お手伝い制”を取り入れていることが多いようです💡

「家のことは家族としてやるのが当たり前」派のご家庭もあれば、
「やってくれたことにはしっかり評価したい!」という考え方のご家庭もありました◎

お手伝い制・出来高報酬のメリットとデメリット

メリット

・率先してお手伝いするようになる…かも?  → 稼ぐ力・生活力が自然と身につく
・テストで点を取ると報酬あり!という家庭では  → 勉強へのやる気UPにつながるかも◎

デメリット

・おこづかいをもらえないお手伝いはやってくれない、手を抜く
・「今ほしい物がないから、お手伝いしない」というケースも。

💬 お手伝い制にしなかったからお手伝いをしない子になった…という声もありました。
でも安心してください。我が家はお手伝い制ですが、やりません(笑)
とはいえ、ほしいものがあるときは、急に頑張って毎日お手伝いしてました。
目的があれば、子どもってすごい行動力を見せるのかも◎

実際に「お手伝い制・出来高報酬」を選んだみんなの声

こちらはかなり個性が出ていておもしろい!
「生活力がつく」「やる気につながる」といったメリットもある報酬制。
各家庭でいろいろな考えがあって参考になります。

 Tさん(小3ママ)より お手伝いは内容に応じて100円・50円・10円のランク制
・洗い物 → 100円
・洗濯物を畳む → 50円
・食後のテーブル拭き → 10円
金額が見えるから、モチベUP!
 Wさん(小3&小5ママ)より 手伝いじゃなくて、テストの点数で勝負!という実力派スタイル
・80点で100円
・そこから5点ごとに+50円
・100点とったら300円!
学期末にまとめて精算◎
 Sさん(小5ママ)より ポイント制での“お給料スタイル”を導入中
・自分の服をたたむ:1日1ポイント
・ごみ出し(週2):各1ポイント
・水筒洗い(月〜金):3ポイント
4年生からは1ポイント=20円にUP!
さらに、月に400円以上稼げたら+100円のボーナスも! (最大で月800円ほどになることも◎)

③ イベント時や必要なときだけ渡す“その都度制”の家庭は?

おもちゃをねだる子どもと、財布を見て悩む母親の様子(吹き出しあり)

定額やルールを設けず、必要なときに必要なだけ渡すスタイルのご家庭もあります。

たとえば…

  • 「遊びに行くから〇〇円だけ渡す」
  • 「旅行や夏休みなどの長期休みにだけ」
  • 「使いたい理由を聞いて、その都度OKなら渡す」

というように、その時々の状況に応じて判断する“柔軟派”ママパパたちの声も多く見られました。

その都度制のメリットとデメリット

メリット

・必要な時にしか渡さないので管理しやすい
・「使う理由」や「必要性」を親子で会話しながら考えられる

デメリット

・自分で計画的にお金を使う練習がしにくい面もある
・渡す頻度が高くなると親の負担も大きい

実際に「その都度制」を選んだみんなの声

小学生の間はまだその都度制でもいいのかも。
子どもと話しあったり、臨機応変が大切ですね。

 Mさん(小5ママ)より 以前はおこづかい制だったけど、本人の「いらない」発言によりその都度制に変更!
遊びに行くときには1,000〜2,000円を渡し、
ほしい物も値段次第でなるべく買ってあげています。
 Rさん(小5・小4ママ)より 基本はその都度渡すスタイル。
ただし、買いすぎてるな…と思ったときは、
お年玉やプレゼントなどでもらった“自分のお金”から出してもらうようにしています。

④ 複合型・ハイブリッド型の家庭は?

お小遣い帳やテストを並べてうれしそうにする小学生の女の子と見守る母親

実は今回のアンケートで一番多かったのがこの“ハイブリッド型”

たとえば…

  • 月々のお小遣い(定額)をベースに
  • お手伝いやテストで報酬を加算
  • イベント時や祖父母からの臨時収入もあり◎

というように、複数の要素を組み合わせているご家庭がとっても多かったです!

子どもの性格や生活スタイルに合わせて、家庭ごとのルールが作れるのもハイブリッド型の魅力♪

ハイブリッド型のメリットとデメリット

メリット

・「決まったお金」+「頑張った分」があるので子どものやる気につながりやすい
・想定外の出費(遠足やお祭りなど)にも対応しやすい
・月々で渡す金額を調整しやすい

デメリット

・ルールが多くなると、親も管理がちょっと大変💦
・子どもによって差が出ることも(兄弟姉妹がいる家庭では特に注意)

実際に「ハイブリッド型」を選んだみんなの声

「基本は月いくら」と決めつつも、

  • お手伝いやテストで+α
  • イベントや必要時に都度対応
    など、“ベース+状況に応じて調整”しているご家庭が多く、まさにハイブリッド型!

子どもの個性や成長に合わせて、家庭ごとのルールをやわらかく調整しているのが印象的でした。

 Cさん(小5ママ)より 月500円の定額制がベースで、出かけるときはその都度渡すこともあります。
お出かけ先や状況に応じて柔軟に対応してるタイプ◎
 Cさん(小4ママ)より 定額800円+成果報酬のハイブリッド型!
お手伝いやテストで満点をとると、1イベントごとに50円を加算。
毎月のおこづかいは、だいたい1,500円ほどになっています。
 Nさん(小3・中学生ママ)より 小学生は学年によって定額制:
1〜3年生→月500円/4〜6年生→月1,000円
お手伝いを自主的にやったときだけ50円をその都度渡しています(内容関係なし)
お年玉やお祝いでもらったお金もすべて本人に渡して、自分で使い方を考えさせています◎
 Cさん(小2・小5ママ)より 定額制+都度対応のハイブリッドスタイル。
2年生は1,000円、5年生は2,000円を月々渡しています✨
お出かけ時は欲しいものを買ってあげることもありますが、
「これはちょっと…」という物については、自分のおこづかいから買わせて自己管理に。
 Tさんより お手伝い制とその都度制のハイブリッドスタイル。
友達と遊びに行くときなどは、その分をその都度渡し。
一方で、ガチャガチャなど“趣味系”の支出は、お手伝いなどで貯めたおこづかいから出してもらっています。

番外編|「子どもに投資体験」を取り入れているご家庭も!

子ども銀行の金利表を見ながら、母親からコインを受け取る小学生の女の子

おこづかいは「使う」だけじゃなくて、
「増やす」「預ける」「運用する」という考えを小さいうちから…。

そんな“我が家銀行”制度や投資体験”を取り入れているママたちの声もありました!

 Kさん(小1ママ)より 投資の基礎を学ばせたくて、
預けたお金には月利5%を上乗せ✨
再投資するか現金化するかは子ども自身が選んでいます◎
 Lさん(小3・小5ママ)より おうち独自の「我が家銀行制度」を導入中
・お金を預けると、毎月の“頑張り”に応じて金利1〜3%がつく変動制
・月初に金利を伝えて、子どもが自分で計算→通帳に記録
・「使わないお金は預けて、必要な時にママから“引き出す”」という形で管理しています。

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まとめ|家庭ごとにちょうどいい「おこづかいルール」がある◎

いかがでしたか?
「これが正解!」というものがないからこそ、
つい悩んでしまう…それがおこづかいルール。

子どもの成長に合わせて、ルールを見直していくことも大切ですよね。

「わが家はどうしようかな?」と考えるママ・パパに、
今回のリアルな声が少しでも参考になりますように🍀

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