小学生の朝、起きるのが遅かったり、準備に時間がかかったり… 「早く食べなさーい!」なんて、ついイライラしちゃうこともありますよね。 実は我が家も、小1〜小3の頃までは、7時に起きて7時50分に出発という、なかなかのマイペースっぷりでした(笑) それでもちょっとした声かけ・準備の工夫や心の持ち方があったからか 今ではバタバタしない笑顔の朝に✨ 今回は、わが家で実践している“朝の準備をスムーズにする工夫・声かけ・ママのマインド”をご紹介します。 イライラしない朝を目指すママさんの、ちょっとしたヒントになればうれしいです。
まずはココから|“朝が回る”ための3つのヒント
① 前夜にちょこっと準備しておくと朝がラクになる♪

明日の準備は、なるべく夜のうちにすませておくのがポイント◎
洋服選びに時間がかかる子は、上下セットでコーディネートしておくのがおすすめです。(ちなみにうちの娘は「お気に入りしか着ないタイプ」なので、30秒で決まります🤣)
わが家の夜の声かけルーティン:
- 「給食セット準備した〜?」
- 「ハンカチとティッシュも忘れずにね~」
移動ポケットも便利で、忘れ物防止になります👜
それから、
- PC端末の充電OK?
- 筆箱の中身チェックした?
- 宿題ちゃんとランドセルに戻したかな?
…なども軽く確認♪
簡単なチェックリストを作って、まずは一緒にチェック✅
慣れてきたら、子ども自身でチェックしてもらうのも◎
「自分でやれた感」が朝の余裕につながります。
- 給食セット(ランチョンマット・マスク・口拭きタオル)
- ハンカチ・ティッシュ
- 洋服セット(気温や天気も考えて)
- PC端末の充電(夜のうちに)
- 筆箱の中身チェック(鉛筆・消しゴム)
- 宿題はランドセルに戻した?
②「何時に何をやる?」を見えるようにしてみる

夏休みによく配られていた「1日のスケジュール表」。
あれを“朝だけ”にしぼって作ると、子どもも迷わず動きやすくなります◎
(あとは…やる気だけ!笑)
紙に書いて冷蔵庫に貼ってもいいし、ホワイトボード+マグネットでもOK。
子どもと相談しながら、
「何分に朝ごはん」「何分に着替え」など目安時間を一緒に決めておくと、朝の動きがスムーズに。
📝 わが家では「何時にやるか」は娘自身に決めてもらっています。 決めた時間を自分で守るほうが、すんなり動いてくれることが多いです♪
▼ 朝のスケジュール例
時間 | やること |
---|---|
6:50 | 起床・顔を洗う |
7:00 | 朝ごはん |
7:20 | 着替え・歯みがき |
7:40 | 持ち物チェック・出発準備 |
③ タイマーで“やるタイミング”を意識づけ(なくてもOK!)

自分で時計を見て動くのがまだ難しいうちは、「タイマー作戦」もおすすめです。
タイマーが鳴ることで“区切り”がわかりやすくなり、親の声かけ回数も減ってラクになるかも♪
キッチンタイマーやアプリ、音楽1曲分など、子どもに合った方法でOK。
「あと何分で〜しようね」と事前に伝えておくと、“急に言われた感”がなくてスムーズになります。
支度が遅い…原因はココかも?
切り替えが苦手で動き出せない
「やらなきゃいけない」のは子どももわかってる!
でも今はまだ〇〇してたい…って気持ち、大人もありますよね。
そんなときは、次の行動の“合図”になる声かけやタイマーが助けになるかもしれません。
睡眠不足で起きられない

朝の準備が遅いというより…そもそも起きるのが辛いのかも。
夜が遅くなっていないか、まずは生活リズムを見直してみて◎
朝少しでも早く起きられれば、行動もスムーズになりますよ。
(我が家も1年生のとき、7時にやっと起きていました。)
うちの子,睡眠不足かも?と思ったら👇
🌟朝すっきり起きられない子どもに│夜の過ごし方7選時間感覚がつかめない
「〇時に出る」って言われても、イメージしにくい子も。
でも、時間を逆算して考えることは、日々の積み重ねでできるようになります!
タイムライン表やマグネット式のチェック表があると、視覚的に何時に行動すればいいのか理解しやすくなりますよ◎
忘れ物が多い・準備が迷子になる

準備する物が頭の中でごちゃごちゃしてると、手が止まりがち。
持ち物チェックリストや、準備ゾーンの固定化(ランドセルステーション)が効果的です。
事前にゆっくり準備することで朝の時間短縮に◎
声かけが逆効果になる
「今はまだその声かけじゃない…」という空気もあるあるです。
言い方をちょっと変えるだけで反応が全然違うので、“選ばせる声かけ”や“相談風トーン”を普段から試してみるのがおすすめです。
我が家の朝ルーティーンが改善│去年までと今年
7時起き → 7時50分出発だった低学年のころ

毎晩21時には寝ているのに、朝は7時まで布団でごろごろしていた娘ちゃん。
7時55分にお友達と待ち合わせしているので、
できれば7時50分には家を出たい…!
でも、起きるのが遅いと…
・ぼーっとして行動できない
・寝起きすぎて朝ごはんが進まない
・頭が働かないから声かけも届かないと、なかなかスムーズにいかず。
「ゆっくり寝かせてあげたい」という気持ちもあったけど、
今ふり返ると、これは“悪循環”だったな〜と感じています。
6時起き → 7時55分出発の今年(前期はまさかの5時起き…!)

小学4年生になった娘は、なんと前期は毎朝5時起き!
寝る時間は変わらず21時なのに、自分でアラームをセットして、きっちり起きていました。
理由を聞いてみると…
・朝早く起きてゲームしたりyoutubeみたい♪
・自分の時間を持ちたいから!
とのこと。
ただ、さすがに5時起きが続くと授業中に集中できていないのでは…?と感じることもあり、
夏休み明けからは6時起きに変更しました。
6時起きになってからの朝の流れは、こんな感じです 👇
・7時までは娘の自由時間。ゲームをしたり絵を描いたり、思い思いに楽しんでいます。
・7時頃に朝食を出すと、娘が時計を見て自分で切り替え。声かけなしでも自然と動けるように。
・朝食後は、もともと得意な準備タイム!
着替え・歯みがき・持ち物チェックをさっと終わらせて、余った時間はゲーム(笑)
娘の場合、“自分の好きなことをする時間を、朝に確保する”ことがモチベーションになっているのかも。
こうしたリズムが合っているようで、親が声かけしなくても自然と流れができるようになりました◎
ママのイライラを減らしたいあなたへ|声かけとマインドのヒント
「早くしなさい」が苦手だった私│“いつやる?”は子どもに聞いてみる

私自身、子どものころは「早くしなさい!」とよく言われていて、
なんだかいつも急かされているような気持ちでした。
そんな記憶もあって、母に申し訳ないと思うのと同時に
自分の子にはできるだけ“言わずに済む方法”を考えたいなぁと思うように。
「早くしなさい」って、親としては一番出やすいセリフなんですよね。
でもこれって、子どもにとっては“親の都合で動かされる感じ”に聞こえることも…。
もし毎朝のように「早くしなさい」と言われていたら、
子どももそのうち(💭またママ言ってる〜)くらいに
しか思わなくなっちゃうかもしれませんよね。
こうすることで、子どもから明確な答えがでるので、
親としてもモヤモヤが減るし、イライラもしにくくなりました◎
遅れてもOKなラインを決めておく

去年までは、娘は毎朝お友達と一緒に登校していましたが、
今年からは待ち合わせなしでそれぞれ自由に登校するスタイルに◎
そのおかげで、出発が少し遅れても誰かに迷惑をかけることがないという安心感が生まれ、
親としてもだいぶ心に余裕ができました。
もちろん、あまりに遅くなれば遅刻の可能性もありますが、
それは本人の責任。(※今のところ毎日遅くても10分前には到着できています)
もともと、出発時間を少し早めに設定していたので、
5~10分くらい遅れても実はちゃんと間に合います。
“時間ピッタリ”ではなく、少し余裕を持ったスケジュールにしておくことで
ママの「イライラ」がかなり減ったな〜と感じています。
それでもイライラしたら…ハグする♡

地蔵のように微動だにしないわが子を見て、イライラ。
声かけもから返事で素通りされて、またイライラ…。
そんなときは、思いきってハグしちゃいます。
これは私の中で、イライラが一瞬で消える“魔法”みたいなもの。
子どもに触れることで、ふっと気持ちがやわらいで、
さっきまで張りつめてた声も、やさしいトーンに戻れる気がするんです◎
(なんならハグしすぎて二人で大爆笑)
「ママやめて〜(笑)」なんて言われたら、
それだけで子どもも目が覚めてる証拠♪
だから私は、そのタイミングでこう言います。
「何時にお着替えするか、自分で決めてね。何時にする?」
気持ちが軽くなった状態なら、きっと笑顔で話せるはず♡
まとめ│時間の余裕で心に余裕を
🌸 持ち物・洋服は前日に準備しておく
🌸 早めの就寝で早起きを。起きる時間は、最低ラインより+10分が◎
🌸 「何時になにをやるか」を見える形に。書き出しがベスト!
子どもの時間がないときって、親も時間の余裕がなくてイライラしがち。
だからこそ、スケジュールに“ちょっと余裕”を持たせてみることが大事なんだなぁと実感しています。
朝1分でもいいから、子どもとスキンシップしたり、
ちょっと笑顔で話してみたり。
それだけで空気が変わって、気持ちがすごく軽くなるはずです。
あなたの朝が、少しでも笑顔になりますように🍀
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