「市販のおままごとキッチン、部屋の雰囲気に合わない…」 「キャラクターものばかりで、値段もちょっと高いかも?」 それなら自分で作ってみようかな!と雑な思いつきから始まったDIY。 今回は、世界にひとつだけのおままごとキッチンのアイデアを写真付きで紹介。 100均素材やダンボール、家にあったボウルなど…なんでも活用して作りました! 今回は、手作りキッチンのアイデア集&実物写真をまとめてご紹介します。 ✔️使った素材 ✔️完成写真 ✔️作ってから8年後の様子も公開中♪ DIYの参考に、ぜひ読んでみてくださいね。
きっかけは「市販品に満足できなかった私」
可愛いけど高い…なら作るしかない!と思った理由
さかのぼること8年前。当時2歳にも満たなかった娘は、少しずつおままごとをしたり、ぬいぐるみに食事をあげる真似をしたり…。まるで小さなお母さん。
「そろそろ子どもキッチンがあってもいいかも?」と思い、既製品を見てみると、
とっても立派でカラフル・キャラクター強め、そして我が家にはちょっとお高め…!
これは自分好みに作ってしまうのがいいのでは?!とさっそく作ることにしたのでした!
ベースの材料はほぼ家にあったものでOK♪
ベースはカラーボックス&板材

もともと家にあったカラーボックスを横向きで使うことにして、両側に扉をつけました。
左側は真ん中に仕切りをつけて上下段に、右側はそのままの大きさで、なんでも収納できるスペースに◎
上のスペースには、キッチンツールをぶら下げたいな〜と思い、簡易的に棚を設置。
棚は安めの木材でOK♪あとで塗装するので、カラーボックスと似た色を選ぶのがベストです。
塗料は安心のミルクペイント

だいぶ使いこんだボトルです…!笑
塗料にはミルクペイントを選びました。こちらは森永乳業のミルク原料を使用した水性ペイントで
子どもがいる家庭でも安心&においも控えめなのがうれしいポイント◎
乾燥後はマットな質感になり、仕上がりはナチュラルで私好み!
さらに耐水性もあるので、キッチンごっこにもぴったりです♪
謎パーツも100均、あと段ボール(笑)

水道の蛇口として取りつけたのは、Seriaの取っ手パーツ。
ピンクと水色の組み合わせが、まさにお湯と水っぽくてぴったりです♪

取っ手は、クリアカラーが可愛くてお手頃価格な100均Seriaのものを使用。
コンロのつまみは、段ボールに細い木の棒を接着して自作。
本当は丸い木材を使いたかったけど、手に入らなかったので段ボールで代用しました(笑)
細い木材は100均で購入し、自分でのこぎりでカットしています◎
作業するにあたって必要な細かいもの
・のこぎり(100均)…細い木材のカットに使います。
・紙やすり(100均)…切り口をなめらかに整えるのに◎
・新聞紙やレジャーシートなど…ペイント作業で床が汚れないように。
・丁番(100均)…扉の取りつけに使用。
・ビス(100均やホームセンター)…固定用。セットになってることも多いです。
・ドライバー(100均やホームセンター)…手動でもOK。電動があればなおラク!
・穴あけ工具…必要に応じて。我が家は実家からレンタルしました。
設計図(というか走り書き)とこだわりポイント
2歳になる娘が「立ってあそべる」キッチン

カラーボックスを横向きにして使うのは最初から決定していたので、自然と「立って遊べる高さ」になりました。悩んだのは、上に取りつける棚の高さ。
今ちょうどよく使える位置にしておいて、長く遊ぶなら、そのとき棚を付け替えればいいよね◎ということで決定!
…といっても、設計図はかなりざっくりした落書き風スケッチです(それ設計っていう?)
おさがりのプーさん電子レンジを収めたい…その一心。

お友達からいただいたプーさんの電子レンジおもちゃ♪つまみをひねるとタイマーの音がする優れもので、これはぜひ設置したい!ということで…(私が)
このレンジがぴったり収まることを最優先にして、何度もサイズを測って設計しました◎設計図を見返すと、なにがなんだかわかりませんし、途中で構想が変わっている気しかしません。笑
完成したキッチンはこちら!
シンプルだけど、木の小物とよく合うデザインに

なんということでしょう…。ただの使い古したカラーボックスが、インテリアとも喧嘩しない、やさしくシンプルな子どもキッチンに生まれ変わりました。これぞ匠の技。(?)
カラーはミルクペイントの「クリームバニラ」をベースに、「フロリダピンク」をアクセントに取り入れたストライプ柄に♡
まっすぐ塗るには、ベースがしっかり乾いたあとに養生テープを貼ってからピンクを塗るのがポイントです◎
使っているパーツは、ほとんどが100均アイテム。
一番大変だったのは、ボウルをはめ込むための穴あけ作業!ボウルをつけなくていいならもっと早く完成します。丸いボウルではなく四角のバットでもよかったかもしれません。
木材は100均でも調達できますが、自分で切る必要があります。ホームセンターならサイズを測っていけば無料でカットしてくれることが多いので、あとは塗装して、ビスで留めれば完成です♪
最初はちゃんと“キッチン”として使ってました(笑)

完成直後の2〜3歳ごろは、しっかりキッチンとして活躍してくれていました◎
蛇口をひねるフリをして、シンク代わりのボウルに野菜のおもちゃを入れて洗ったり、
フライパンで「じゅーじゅー!」と焼く真似をしていたのが懐かしい…。
気がつけば収納棚ポジションへ
遊び方の変化とともに、いつしかキッチンとしての役目はやや引退気味に。
今ではキッチン道具や小物の収納棚として、しっかり第二の人生(?)を歩んでくれています。
でも、現役感が残るぶん、やっぱり手放せない存在です。
8年後の姿がこちら
ツマミは崩壊、シールだらけでも現役

完成から約8年、現キッチンの姿がこちら。つまみは崩壊。(段ボールだもの)
表面は以前のお気に入りキャラたちのステッカーで完全に占拠されております。
もはや“おしゃれなDIYキッチン”とは呼べない風格ですが、収納棚としては現役バリバリ!おままごとは卒業しつつある今、
そろそろ手放すことも考えていますが、シールに宿る「成長の記録」が捨てがたく…。
こんな形でも、長く愛された証だなあと感じています。
まとめ|「作ってみよう!」の気持ちは正解だった

自分でつくったからこその愛着がある!
既製品は“おもちゃ”だけど、DIYすれば収納用品としても長く使える
インテリアを邪魔しないデザインで、おうちに自然になじむ◎
ただし…のこぎり作業はめちゃくちゃ大変だったので、シンクの穴あけは無理せず任意でどうぞ…。
最初は「ちゃんと完成するかな~?」と思いながらのスタートでしたが、
「作ってよかった!」と思える、世界にひとつのおままごとキッチンになりました!
もし迷っている方がいたら、できる範囲で、ぜひ挑戦してみてください♪
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